全史料協近畿部会例会第128回例会

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日 時■2015年8月12日(水) 14:00〜16:30(予定)
場 所■三重県総合博物館 レクチャールーム アクセスは→こちら
テーマ■三重県総合博物館における公文書館機能と資料閲覧利用
報告者■藤谷彰氏(三重県総合博物館 展示・資料情報課 主幹)

■簡単な内容紹介
 今回の例会は、三重県総合博物館が有する公文書館機能に注目します。
 三重県総合博物館は、平成26年4月19日に、人文科学及び自然科学の両分野にわたる資料を総合的な立場で取り扱う総合博物館として開館しました。三重県総合博物館の特徴の一つは、図のように、博物館資料である文書資料(史料)の内、三重県が作成した公文書が、歴史資料文書へと変質する一連の流れにおいて、博物館資料として収集し、保存し、閲覧することを博物館のシステムの中に取り入れていることです。
 この特徴の背後には、博物館が収集、保存し、調査、研究、展示、教育普及のサイクルに乗せていく史料について、公文書館法と公文書管理法を博物館機能に包括させていることが挙げられます。
 このように、公文書館機能を取り入れて開館した博物館は、あまり類例がありません。その意味で、三重県総合博物館では、史料閲覧という公開機能において、史料をどのように取り扱っているのか。とても関心の高いところです。
 この例会では、三重県総合博物館の取り組みと実際を体感できる好機会です。多数の御参加をお待ちしています。

■主催者のブログは→こちら

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