高野山大学文学部人間学科開設シンポジウム:地域に学び、地域に活かす
日 時■2015年2月21日(土) 13:00〜16:00(予定)
場 所■S-Cube アクセスは→こちら
参加費■無料。来聴歓迎。
開催趣旨■
高野山を中心とした地域は、近世以前において支配権、経済圏、文化圏が重層した高野文化圏を形成していました。高野山と周辺地域には、人や物の移動がありました。そのことも関係して、周辺地域には共通する民俗文化が存在していました。かつて、周辺の集落から毎月農作物を高野山に持参し、奉納するという「御番雑事」という慣習があり、近年まで行われていました。今回は、稲作の予祝儀礼である御田を例にしながら、人間学科の学びの場となる高野山周辺の魅力についてお話しいただきます。
プログラム■
報告
高野山周辺の民俗文化―御田を中心として
森本一彦(高野山大学文学部人間学科准教授就任予定)
『地域に学ぶ』プロジェクトの18年―大学生による地域調査実習の記録
ディスカッション
司会:藤吉圭二(高野山大学文学部教授)