全史料協近畿部会 第84回例会

 
日 時■2006年8月26日(土) 13:30〜16:45
場 所■クレオ大阪中央(大阪市男女共同参画センター中央館)研修室(2) アクセスは→こちら
テーマ■電子化文書の長期保存
報告1■「電子化文書を“記録”として扱い続ける─法的及び技術的な現状と課題─」山本隆彦氏(?松村組・一級建築士
報告2■「文書を電子化する−ラボから見た現状と課題−」松井正宏氏(?アピックス・JIIMA上級文書情報管理士)
内容紹介■
 近年、大量の情報を扱う環境での利便性の向上や検索技術の発達、電子署名法やe-文書法などにみられる関連法令の整備により、今後、文書の電子化が促進される方向にあります。
 しかし、電子化文書は、"電子化"がもつ特性ゆえ、従来から慣れ親しんできた紙やマイクロフィルム媒体記録での扱いや保存のあり方とは、さまざまな点において異なります。特に、長期にわたる保存や利用環境の継続を意図した場合には、電子化の着手時に、将来の事態を想定した上であらかじめ留意しなければならない点も多くあります。
 今回の例会では、電子化文書を長期的に"記録"として保存し、かつ利用することを念頭において、その法的及び技術的な現状と課題、並びに、ラボ(情報加工業者)の立場から見た文書の電子化を取り巻く現状と課題についてご報告いただきます。
 なお、本例会は、近畿部会テーマ別研究会公文書研究会との合同例会であるとともに、記録管理学会との共催企画です。
 
※基本的に、会員向けの企画ですが、会員外の方も参加可能です。