科研「京都府行政文書を中心とした近代行政文書の史料学的研究」シンポジウム

過去のイベント

■■未来への遺産−重要文化財京都府行政文書」の保存と活用−
 
日 時■2007年8月26日(日) 10:00〜16:30
場 所■キャンパスプラザ京都 5階第1講義室  アクセスは→こちら
参加費■無料・申込不要
 
簡単な内容紹介■
 「京都府行政文書」15407点は、2002年に国の重要文化財に指定されました。都道府県の近代行政文書としては、はじめてのことです。この「京都府行政文書」を素材に、近代行政文書についての保存科学・史料学の両面からの本格的な研究成果を報告し、近代資料の保存と活用について参加者とともに議論したいと考えています。
 
プログラム■
10:00〜10:20 京都府行政文書の紹介など
10:20〜10:30 挨拶
10:30〜11:20 基調講演:「公文書の保存と活用の意義−過去は未来を語る−」高山正也氏:国立公文書館理事
11:20〜11:40 報告:近代行政文書研究の諸課題(小林啓治)
11:40〜12:00 報告:近代史研究と行政文書(飯塚一幸)
12:00〜13:30 休憩
13:30〜13:50 報告:文化財としての京都府行政文書(石川登志雄)
13:50〜14:10 報告:近代行政文書のための保存科学(稲葉政満)
14:10〜14:30 報告:近代行政文書の保存と修復(金山正子)
14:30〜14:45 休憩
14:45〜16:30 ディスカッション
 
※ポスター報告(休憩時間等にパネルを解説)
入山洋子 京都府行政文書 保存・劣化状態概要調査の報告
海野彰子 京都府行政文書に使用された紙の劣化調査―pH測定による現状把握―
小森崇弘 行政文書における用紙の変遷
白川哲夫 京都府行政文書にみる霊山護国神社(招魂社)のあゆみ
長澤一恵 舞鶴港第2期修築事業―昭和初期の大陸・朝鮮半島舞鶴畿内を結ぶ地域復興のとりくみ―
田中希生 国体と国民精神文化講習所
櫻澤 誠 京都府行政文書にみる戦後「自治会」の再構成について―「町内会部落会指導者講習会」を中心に―
後藤 真 デジタル・アーカイブ化によって見えた近代のアーカイブズ像―近代史料を含めた新たな史料学の射程―
 
■レセプション 17:00〜19:30 ホテルグランヴィア京都 5階 古今の間
   (一般 7000円  学生・院生 5000円 要事前申し込み)
 
■このシンポジウムに先立ち、京都府立総合資料館において、資料見学会が行なわれます。
 
京都府立総合資料館資料見学・資料閲覧■
日 時■2007年8月25日(土) 15:00〜16:30(要事前申込・先着30名まで)
場 所■京都府立総合資料館  アクセスは→こちら
京都府行政文書」のなかから、翌日のシンポジウムに関連した保存上の課題がある資料や、京都府政を考える上で重要な資料の閲覧と、文書庫の見学。
 
主催者のウェブサイトは→こちら


過去のイベント