EAD/XMLデータ編集の選択肢:応用ソフトウェアとオンライン総合目録

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日 時■2008年3月12日(水) 10:30〜16:30頃
場 所■駿河台大学法科大学院 法科大学院校舎8階801教室  アクセスは→こちら
共 催■駿河台大学駿河台大学におけるミュージアムアーカイブズの形成と教育・公開利用を促進するための基礎的研究」/人間文化研究機構国文学研究資料館アーカイブズ研究系「アーカイブズ情報の資源化とネットワークの研究」プロジェクト
 
簡単な内容紹介■
 国文学研究資料館は,1951年以来の旧・文部省史料館(通称)ないし旧・国文学研究資料館史料館の実践と研究の資産を引き継ぎ,アーカイブズの研究を進めています.その研究テーマの1つに,アーカイブズの情報の共有・交換の研究があり,当館アーカイブズ研究系を中心に「アーカイブズ情報の資源化とネットワークの研究」プロジェクト※のなかで進められています.アーカイブズの情報共有のためには,〈どの資料がどこにあるか〉という資料の検索手段(資料目録)の情報を共有することが必要です.これを電子的に実現するには,電子的検索手段のデファクト(事実上の)国際規格であるEAD,Encoded Archival Description(符号化永久保存記録記述)の利用が適していて,日本でも近年,いくつかのアーカイブズ関係機関で採用されています.
 EADとはなにか,EADのデータをつくるのにどのような方法があるのか…等などを,当館では館外の研究者と共同で研究をすすめ,これまでに数回「国文研 EAD/XMLワークショップ」を開催してきました.その館外の共同研究者たちのなかに,駿河台大学駿河台大学におけるミュージアムアーカイブズの形成と教育・公開利用を促進するための基礎的研究」の研究メンバーがふくまれ,とくにスタンドアロン環境のPC上の市販応用ソフトウェアを使用した EAD/XMLデータ作成支援ツールの研究開発を主導してきました.その一方,当館では,オンラインのWWWブラウザの画面でEAD/XMLデータを作成するツールの研究をすすめてきました.オンラインのツールのほうでは,そのまま同じサーバをもちいてEADデータを集約し,総合目録とすることもできるようになりました.
 今回は,いま述べたような両者のツールについてご紹介するため,駿河台大学の共同研究プロジェクトと共催で,標記のワークショップを開催します.
 
■詳細情報は→こちら


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