記録管理学会2010年研究大会
日 時■2010年5月14日(土)〜15日（日）
場 所■大阪大学中之島センター アクセスは→こちら
主 催■記録管理学会
テーマ■時をつなぐ私たちの記録文化の創造をめざして
参加費■会員4000 円(事前振込)／5000 円(当日払) 非会員5000 円(事前振込)／6000 円(当日払）
学生1000 円(会員、非会員，事前、当日いずれも)
※事前振込の割引は、４月３０日までに、振込済の場合のみとします。
問合せ■日本史研究会 075（256）9211
呼びかけ■
記録管理学会は創立21 年。昨年は公文書管理法が制定され、今、その施行に向けた諸準備が進められています。また、最近ではGoogle 等の普及と著作権問題、図書館や公文書館でのデジタル化の動向、クラウド化によるシステム環境の変化等々、情報化の波の影響について様々に議論されています。記録管理の分野においても新たな潮流を迎えているように感じます。
こうした背景のもと、研究大会は「時をつなぐ私たちの記録文化の創造をめざして」をテーマに、大阪で開催します。過去と現在と未来に関わる記録や情報の意味合いを考え、記録管理の大切さを共有する方々との、つながりを広げていければと期待しています。(大会会場の大阪大学中之島センター)専門の有無に関わらず、関心のある方はぜひご参加ください。皆様の申込みをお待ちしています。
プログラム（予定）■
◆第1 日5 月1 4 日（金）
10：30 見学会（「適塾」とその周辺） 【参加者は「淀屋橋駅」1 番出口を出て淀屋橋の南側に集合】
12：40 受付開始
13：00 総会
表彰式（記録管理学会特別賞、記録管理学奨励賞）
（休憩）
14：20 研究大会開会
会長挨拶
14：30 特別講演「医療における文書管理の変遷：診療録（カルテ）を中心に」
講師：武田裕氏（大阪大学名誉教授、ＮＰＯ法人ＯＣＨＩＳ理事長）
（休憩）
15 :40 特別講演「新たな公文書管理の展開−記録管理からインフォメーションマネジメントへ−」
講師：岡本信一氏(内閣府大臣官房公文書管理課兼内閣官房公文書管理検討室参事官)
17：00 終了
17：40 懇親会(会場：大阪大学中之島センター9F 交流サロン)
19：30 解散
◆第2 日5 月1 5 日（土）
9：00 受付開始
9：20 開会
9：25 プロジェクト報告「中間書庫の効率的運用に関する研究会」の報告
報告者: 小谷允志(日本レコードマネジメント研究所)
10：10 研究発表
時間発表者テーマ
10：10〜10：45 小形美樹(東北大学)【2009 年度記録管理学会研究助成対象研究の成果報告】
大学・短期大学における記録管理教育の課題と展望
休憩10 分
10：55〜11：30 菅真城(大阪大学)
公文書管理法と国立大学アーカイブズ--大阪大学の場合--
11：30〜12：05 小川千代子ほか※（国際資料研究所）
UNHCR 記録管理&アーカイブ課での資料整理ボランティア活動報告
昼休み
13：10〜13：45 古賀崇(京都大学)
米国アリゾナ州における政府情報の管理・アクセスの現状と課題：図書館・文書館・記録管理の交わる局面から
13：45〜14：15 石井幸雄(HRIT Management Forum)
文書管理の品質要件をめぐる考察―ワークプロセス分析を活用した文書分類技法を中心に―
休憩15 分
14：30〜15：00 西川康男(ARMA 東京支部)
電子記録管理の課題と対応―電子記録マネジメント基盤の確立を目指してー
15:00〜15:20 総括講評※…大西愛(大阪大学出版会)、秋田通子(愛媛県宇和島市学芸員)と共同発表
15:20〜15:30 閉会宣言
15:30 解散
特別講演者紹介■
■武田裕氏
略歴：昭和46 年大阪大学医学部卒業、昭和54 年医学博士、文部省学術国際局学術調査官、大阪大学文部教官教授、附属病院医療情報部部長、大阪大学中之島センター長、大阪大学医学部付属病院病院長補佐などを歴任、
現在、大阪大学名誉教授、ＮＰＯ法人大阪ヘルスケアネットワーク普及推進機構（ＯＣＨＩＳ）理事長
主な著書：「電子カルテが医療を変える」（日経BP1995）、「電子カルテネットーワーク―医療の新しい風」（エム・イー振興協会1998）、「クリニカルリスクマネージメント」（文光堂2001）、「電子カルテ白書」（エム・イー振興協会2004）等多数
■岡本信一氏
略歴：平成元年東京大学経済学部卒業、同年総理府（現内閣府）入府、平成７年シラキュース大学行政大学院卒業（MPA）、米国連邦議会下院外交委員会事務局政策スタッフ
現在、内閣府大臣官房公文書管理課兼内閣官房公文書管理検討室参事官
主な著書：「独立行政法人の創設と運営」（行政管理研究センター2001.10）、「Q&A 公文書管理法」((株)ぎょうせい、2009.10) 共著
学会サイトは→こちら
