観光まちづくり車座座談会in高野山:山田桂一郎さんをお迎えして

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日 時■2010年8月21日(土) 13:00〜17:00
場 所■高野山別格本山大円院(大広間)    アクセスは→こちら
主 催■和歌山6大学・高専 戦略的大学連携支援事業(主管・高野山大学
 
簡単な紹介■
高野山には観光地という以外にさまざまな顔があります。もちろん第一には信仰と修行の土地という顔ですが、それだけでなく、山内には数千人の人々が、寺院の僧侶、一般の在家の人々も含め多くが家族とともに暮らしており、その意味から生活の土地という顔があり、それゆえ次の世代の子どもたちが大きくなっていく子育ての土地という顔もあります。また、そこで生業を営む人々にとっては仕事の土地という顔もあるでしょう。
 
従来の地縁、血縁に基づくつながりによる参詣客の減少が指摘される今、その減少を食い止め増加に転じる方策が求められる一方、観光地としての高野山、訪れてくれた観光客の方々に何かを得た、感じられたという満足感を得て下山してもらえるような高野山をプロデュースしていくことの重要性もまた高まっていると言えます。
 
こうした「滞在して何かを得られるようなまち」としての高野山をつくっていくためには、単に観光客誘致のための戦略だけでなく、この町を生活の場とし、生業の場とする人々の、日々の暮らしに根ざした戦略が必要だと言えるでしょう。
 
昨年7 月11 日(土)、高野山大学で開催した「和歌山県・持続可能な観光まちづくりフォーラムin 高野山」では、山内の関係者をお招きし広く聴講の方々もお迎えして高野山が取り組むべき課題について議論していただきました。今回の「観光まちづくり車座座談会:山田桂一郎さんをお迎えして」では、前回よりさらに具体的に「観光地としての高野山」に求められている課題について、車座座談会というかたちでざっくばらんに議論を持ちたいと計画しています。
 
関心を持たれたみなさまのご参加をお待ちしています。
 
■プログラム
13:00〜13:10 主催者挨拶:藤吉圭二氏 高野山大学准教授
13:10〜14:40 基調講演:「私の見た高野山」山田桂一郎氏
      スイス・ツェルマット観光局日本部マーケティング・セールス担当
      日本語インフォメーションセンター代表
14:40〜15:00 休憩
15:00〜17:00 座談会(司会:藤吉圭二氏)
 
詳細はPDFのチラシをどうぞ→こちら

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