全史料協近畿部会例会第107回

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日 時■2010年8月25日(水) 13:30〜16:00
場 所■京都府立総合資料館 会議室  アクセスは→こちら
主 催■全史料協近畿部会
参加費■無料
テーマ■デジタル保存とフィルム保存:その功罪と対策
 
講 師■青木睦氏(国文学研究資料館
 
簡単な内容紹介■
 デジタルアーカイブのような用語が出まわり始めた頃、場所をとらない、オンラインでいつでもどこからでも閲覧できるといった点に注目が集まり、デジタル技術が資料保存の問題を大部分解決してしまうかのような取り上げ方がされたこともありました。しかしデータマイグレーション(データ保存機器の定期的な入れ替え)をはじめデジタル保存にも大きな難点が存在することが指摘されています。一方、近年の国内フィルム業界では大手メーカーの撤退が取り沙汰されるなど、デジタルがダメならフィルムに戻ればいいというわけにはいかなくなっています。
 
 いまデジタルで保存しているものはデジタルのままでいいのか。フィルム保存しているものもそのままでいいのか。あるいは、保存形式を見直した方がいいのか。また、そのまま保存していくとしたら、どのようにして長持ちさせたらいいのか。デジタル、フィルムいずれにしても「業界」の動向を無視するわけにはいきません。
 
 このような事情を踏まえ、今回は資料保存の第一線で活躍しておられる国文学研究資料館の青木睦さんをお迎えし、国際的な動向もまじえながらよりよい資料保存のあり方についてご講演をいただきます。
 
スケジュール■
13:30 〜 15:00 青木 睦 氏 報告
15:00 〜 15:15 休憩
15:15 〜 16:00 質疑応答
16:00      講演終了

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