全史料協近畿部会第121回例会

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日 時■2013年7月19日(金) 14:00〜16:00
場 所■大阪人権博物館(リバティおおさか) アクセスは→こちら  
主 催■全史料協近畿部会
参加費■会員無料(非会員は通常の入館料)
テーマ■大阪人権博物館の現状と今後の課題
 
報告者■吉村智博(よしむら・ともひろ)氏(大阪人権博物館 学芸員
 
簡単な内容紹介■
 リバティおおさか(大阪人権博物館)は世界でも数少ない差別・人権をテーマとした博物館です。すでに報道されているとおり大阪府市の文化行政見直しのなかで多くの施設が廃止や縮小などの措置を受けており、リバティおおさかも今年度より補助金ゼロでの運営を開始しました。現時点ではその存続自体がまだ危ぶまれている状態です。大阪府立国際児童文学館の例にも見られるとおり、MLA機関には多くの関係者からの寄贈や寄託による資料が収蔵されています。公的な支援を受けて運営される施設だという点が寄贈者、寄託者の信頼を得ていたと考えられます。補助金が打ち切られ、施設の運営が困難になった場合にそれらの資料を返却すればすむことなのか、あるいは何かほかの道が考えられるのかについては多様な議論があり得ます。
 今回はリバティおおさかで学芸課長もお務めになった学芸員の吉村智博氏にお願いし、困難な現状のなかで収蔵資料の今後をどのように考えておられるか、その議論の途中経過をご報告いただき、大阪ひいては近畿圏のMLA連携のひとつの機会にしたいと考えています。
 なお、当日は希望者を対象に吉村氏のご案内で館内見学も実施します。参加ご希望の方は1時に館の受付近くにお集まりください。

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