公開研究会■イメージしよう、10年後の高野山

日 時■2007年1月30日(火) 13:30〜15:30
場 所■高野山大学本館3階302教室(エレベーター降りて右手すぐ)
報 告■西正弘氏(高野町
主 催■高野山まちづくり研究会
参加費■無料
 
プログラム■
13:30〜13:40 司会あいさつ(藤吉)
13:40〜14:20 報告
14:20〜14:30 休憩
14:30〜15:30 質疑応答とディスカッション
 
簡単な内容紹介■
 2004年に世界遺産登録され、それ以降は海外からも観光客、参詣客の増えている高野山ですが「住民の暮らすまち」としては活力の低下が心配されています。高野山大学の学生が減少していることも大きな理由のひとつですが、それに加え高野山で育った子どもたちが大人になってから高野山で暮らすことを選択しないケースが増えていることも見逃せません。
 中学校を卒業したら山内の多くの子どもたちは下界の高校に通います。高校を卒業したら下界の大学に入学し、それに合わせて大学のあるまちで下宿生活を始めます。多くはそのままその土地で仕事を見つけ、生活の拠点が高野山に戻ってくることは一部の例外を除いてほとんどないといってよい状況です。
 過疎というのは若者が外に出て行き、高齢者が残るというかたちで進行します。この状況が続いた場合10年後の高野山がどんなまちになっているか、具体的な統計などを用いて考えてみたいと思います。
 
高野山まちづくり研究会とは■
 「和歌山県まちづくりモデル推進事業」より助成を受けて、参詣・観光を基盤とする持続的な高野山の発展を考えるため、2006年度4月に発足した研究会。代表は高野町住民の西正弘氏。ふるさと財団の平成18年度「大学と連携した地域づくり」助成事業による「『地球聖地 高野山』創造プロジェクト」とも連携しています。
 毎月第1・3月曜日を基本として千手院橋交差点西入る南側の喫茶樹林跡地にて研究会を開催中。飛び入り歓迎です。
 
研究会サイトは→こちら